過去の記事一覧

  1. フィンセント・ファン・ゴッホ 《日没の種まく人》1888年、クレラー・ミュラー美術館。ミレーの《種まく人》の構図に基づいて描かれた。

    映画

    映画『戦場のメリークリスマス』の解説

    はじめに1983年に公開された『戦場のメリークリスマス』(英: Merry Christmas, Mr. Lawrence) は日本、イギリス…

  2. ヴィゴ・ヨハンスン《きよしこの夜》1891年、ヒアシュプロング美術館所蔵

    歴史

    西洋における光の文化史

    はじめにキリスト教における旧約聖書の冒頭には、光と闇に関する象徴的な記述があります。初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵…

  3. 《グィネヴィア妃の五月祭 Queen Guinevere's Maying》John Collier, 1900年

    映画

    映画『ミッドサマー』の解釈 – 物語はハッピーエンドなのか?

    はじめに2020年2月21日に日本で公開された、映画『ミッドサマー(Midsommar)』を観ました。目的は2つあり、舞台芸術(衣装、舞台セットなど)…

  4. 蝋燭

    歴史

    西洋における光源としての火の利用

    はじめに文明の象徴としての火で、火は人が人らしく暮らすために欠かせないものであると紹介しました。火の光源としての機能によって、人は夜に活動できるように…

  5. 農民による豚の放牧の様子。『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』11月の頁より。1485-86年、コンデ美術館所蔵

    歴史

    西洋中世期における森の利用と保護への動き

    はじめにかつてヨーロッパ大陸には、ローマ帝国というラテン民族が建てた大帝国がありました。しかし476年、北欧から勢力を拡大してきたゲルマン民族によって…

  6. アーサー・ラッカム《ヘンゼルとグレーテル》

    歴史

    西洋中世期の森へ入る職業

    はじめに西洋における森の歴史で、西洋人が開墾が進むまでの森を、「異界」と捉えて恐れていたことを紹介しました。しかし森は人々が生活する上で必要な、様々な…

  7. ターナー《金枝》1834年、テート・ブリテン所蔵

    歴史

    西洋中世期に存続した異教文化

    はじめにクリスマスといえばクリスマスツリーです。この木にはモミの木などの常緑樹、英語でいうEvergreen Treeが使用されます。西洋における樹木…

  8. フランシスコ・デ・ゴヤ《サバト》1970年代、ラサロ・ガルディアーノ美術館所蔵。サバトとは悪魔を中心とした魔女の集会のこと。

    歴史

    西洋史における「魔女」とは何か

    はじめに突然ですが、「魔女(Witch)」とは何でしょう。「魔法使い(Wizard)」の「女」であると考えるのは少し安直です。 西洋史的に考えると、「…

  9. メソポタミア神話のイシュタル。アッカド帝国の封印

    歴史

    なぜ魔法を使うのは女性なのか

    はじめに魔法から科学への移行で説明した通り、魔法とは科学革命が起こる前に人びとが信じていた超自然的な力のことです。世界の歴史を振り返ると魔法は…

  10. 円形神殿。柱はイオニア式

    ミュンヘン【ドイツ2019-⑦】

    はじめに ドイツ旅行7日目の行程は、終日ミュンヘン観光です。 旅の基本情報、全体の旅程などはドイツ旅行導入を参照してください。この日の…

  1. サンティアゴ・デ・コンポステラの方向をしめす道しるべ。

    歴史

    西洋における道の文化史
  2. 湿地

    ファンタジー

    失われた荒野を求めて – ル=グウィン『いまファンタジーにできること…
  3. 《アーサーと不思議なマント》トマス・マロリー『アーサー物語』より。

    ファンタジー

    イギリスにおける魔法の歴史
  4. ヴィクトル・ユーゴ―『レ=ミゼラブル』原作品より、掃除をするコゼット

    エッセイ

    小説における翻訳のメリットとデメリット
  5. プリトゥヴィツェ湖群国立公園【クロアチア一人旅②】
PAGE TOP