エッセイ

  1. 短編小説の書き方

    はじめに2023年6月より、毎月1作品の短編小説を執筆することを目標にしてきました。結果として現時点(2024年2月)で、毎月最低1作品、余裕があると…

  2. カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ《雲海上の旅人》1817年頃、ハンブルク美術館

    「人生において困難はないに越したことはない」は本当か?

    はじめに人生において、困難がないに越したことはないと、私たちは思っている。楽しい期間はなるべく長いほうがいいし、辛い期間はなるべく短いほうがいい。楽し…

  3. 本さえあれば何もいらない

    はじめに老人的趣味嗜好の者は、なんてことない自然の風景に魅力を感じるものだ。私は小さい頃から芸能人やTV番組、最近だとYouTubeなどの配信…

  4. アーサー・ラッカム《ジークフリートの死》1911年

    おすすめ!ハヤカワノンフィクション文庫

    はじめに早川文庫には「NF(ノン・フィクション)」というジャンルがある。最近、本棚のハヤカワノンフィクション文庫が増えてきて気づいたことは、このジャン…

  5. 水滴

    水滴が落ちる音にセンシティブな主人公アンソロジー

    はじめにブログ記事を書く人なら誰しも、ブログタイトルには細心の注意を払います。なぜなら、記事タイトルに含まれている単語が、検索エンジンでヒットする確率…

  6. 花とケーキ

    はじめに私はとある金曜日、花屋の店先に立っていた。色とりどりの花は見ているだけで美しい........どれ、一束買おうかな。いや、何でもない日にお花を…

  7. 空

    午後、あるいは青空に対する哀愁

    はじめに私はよく晴れた日の午後に哀愁を感じることがある。小学生低学年あたりからそう思いはじめた。真っ青な空や、煌々と照らされた草木、光を放たない白い月…

  8. 飛ぶドラゴン

    ファンタジーが逃避文学ではない理由

    はじめに世の中における一定数の人はこう信じています――「ファンタジーは逃避文学である」。ファンタジー文学の祖と言われるJ.R.R.トールキンも、ファン…

  9. 英語の本

    日本人作家によるファンタジー小説に添えられる英語題名はなに?

    はじめに最近おかしなことに気づきました。本屋へ行くと、さまざまな小説があります。そのなかの、外国語から翻訳された小説に注目してみましょう。翻訳本の場合…

  10. Abraham Ortelius 《プレスター・ジョンの王国》1573年

    おすすめファンタジー好きが喜ぶ小説

    はじめに前回の記事では、ファンタジー好き界隈で有名であると思われる本を7冊紹介しました。しかし「ファンタジー」ジャンルの枠として売られていなくても、フ…

  1. ラベンダーの花束

    『アルジャーノンに花束を』の解釈
  2. 歴史

    西洋の蹄鉄にまつわる小話
  3. 教皇レオ3世による、カールの戴冠

    歴史

    西洋文化において、王に聖油をそそぐのはなぜか
  4. 読書会

    5月読書会記録「初夏に読みたい小説/エッセイ」
  5. カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ《雲海上の旅人》1817年頃、ハンブルク美術館

    エッセイ

    「人生において困難はないに越したことはない」は本当か?
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