2018年 9月

  1. アーサー・ラッカム《赤ずきん》1909年

    ファンタジー

    おとぎ話とファンタジーの違い

    はじめにおそらくファンタジーという物語ジャンルが好きな人は、ハリー・ポッターと共に成長してきた人が多いのではないでしょうか。わたしもそのうちの1人なの…

  2. 砂漠

    ブッツァーティ『タタール人の砂漠』感想

    あらすじ物語は、主人公のドローゴが士官学校を卒業し、将校として最初の任地へと出立する場面から始まります。21歳のドローゴは青春の盛りで、士官学校時代の…

  3. 地動説の図

    歴史

    魔法から科学への移行

    はじめにカズオ・イシグロ『忘れられた巨人』感想で近代化以前の人びとと、現代人の思考の違いについて触れました。両者の違いは、世の中の事象の原因を、超自然…

  4. 丘の上の樹

    カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』感想

    はじめに今回は2017年度、ノーベル文学章を受章したカズオ・イシグロの著作『忘れられた巨人』の感想を書きます。ネタバレはなしです。カズオ・イシ…

  5. エジプトのギザ。

    歴史

    語源からたどる文明と文化の違い

    はじめに歴史を勉強していると、「マヤ文明」「ヘレニズム文化」などの用語が出てきます。これら文明・文化という2つの単語は、人間社会を表現している点で似て…

  6. ラテン語の写本『ケルズの書』8世紀

    歴史

    ラテン語とは

    はじめに今回は、ラテン語について紹介します。名前だけはよく耳にしますが、どこの国で話されているのか?と考えてみると、国名が浮かばないかもしれま…

  7. レオン・ベリー《オデュッセウスとセイレーン》1867年、サントメール市立美術館、フランス

    歴史

    男を惑わす「美女」セイレーン

    はじめに先日、同僚と訪れたスタバに、美しいセイレーンが描かれたタンブラーが売っていました。調べてみると、ちょうどアニバーサリーの日で、限定グッズが売ら…

  8. Songs of Innocence and of Experience, copy Y, 1825, object 54, The Voice of the Ancient Bard (Metropolitan Museum of Art)

    エッセイ

    スマートスピーカーと口頭文化

    最近はやりのスマートスピーカー。わたしの周りにも、グーグルホームを持っている友人が何人かいます。今回の記事では、「耳から得る情報」として、スマートスピーカーと…

  9. エッセイ

    昔、人は「今日」の日付をどのように認知したか (2)

    なぜ、王侯貴族や神職に就く者は日付を意識しなければならなかったのでしょう。王侯貴族王侯貴族の場合、現代の仕事で日付認識が重要なのと同じです。つ…

  10. エッセイ

    昔、人は「今日」の日付をどのように認知したか (1)

    最近、気になったことがあります。それは、その日の日付を、昔の人はどのように知っていたのか、ということです。たとえば、現代であれば「今日」が何日…

  1. サラミスの海戦のようす。19世紀、Walter Crane。

    日常

    「中世ヨーロッパの道」100記事目記念
  2. アーサー・ラッカム《ヘンゼルとグレーテル》

    歴史

    西洋中世期の森へ入る職業
  3. インド夜想曲を読了後のらくがき。一言でいうとカオス。

    アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』の紹介
  4. 手紙と羽ペン

    ファンタジー

    こんな冒険小説を読みたかった!トンケ・ドラフト『王への手紙』レビュー
  5. マウルブロン修道院

    ハイデルベルク→シュトゥットガルト【ドイツ2019-③】
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