このブログについて

自己紹介

はじめまして。sousouと申します。私は世界史が好きで大学では西洋史、とくに中世期の歴史を専門に研究していました。その際に本を読むことの楽しさに気づき、以降、日常的に学術書や小説を読んでいます。

興味の幅が広く、人間に関する学問であれば、だいたい好きです。ここ数年興味があるのは、神話や民話です。神話や民話には時代や地域を越えて共通する、人間の根源的な何かが宿っているような気がします。

ブログ内容

本ブログでは、以下3種類の記事に力を入れています。

西洋中世史を中心とした歴史考察

歴史といっても学校で習うような権力者と戦争と国造りの歴史ではなく、名もない一般人が日々の生活をどのように送っていたか、どのようなことを考えていたかの民衆史や文化史、精神史です。「歴史」カテゴリに入っている記事がそれらに相当します。

私が最も得意としている分野かつ、他の方と差別化できる分野だと思っています。歴史の専門知識がない方にも、読みやすい、分かりやすい記事を心がけて書いています。

出典は必ず書くようにしているので、面白いなと思った記事があれば、ぜひ関連する書籍も読んでみてください。専門的な学術書は敷居が高いという方は、文庫化されている本であれば、一般読者も想定しているため、比較的読みやすいと思います。

小説の考察

私は古典も含めて海外文学を日常的に読んでいます。そのため、考察のしがいがある小説に出会ったときや、他の人にも勧めたい小説に出会ったときには、「本」カテゴリの記事を書いています。「歴史」カテゴリと同じくらい力を入れている記事です。

読んだ本はすべてTwitterで「#読了」タグをつけて投稿しているので、そのような本はTwitter上で見ることができます。

あまり特定の作家に執着しないタイプですが、好きな小説家を3人挙げるなら、ウンベルト・エーコ、アントニオ・タブッツキ、オルハン・パムクです。

創作物語

2023年6月から、月1回を目安に、自分で考えた短編物語を投稿しています。寝る前に読みたいおとぎ話をイメージして書いています。

一話4000字ほどなので、5-10分ほどでお読みいただけます。「創作物語」カテゴリに入っている記事がそれらに相当しますので、興味があればのぞいてみてください。

  1. 教皇レオ3世による、カールの戴冠

    歴史

    西洋文化において、王に聖油をそそぐのはなぜか
  2. Oluf Bagge 《ユグラドシル》1847年

    歴史

    西洋における樹木信仰のなごり
  3. 読書会

    8月読書会記録 -アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』-
  4. ヨアヒム・パティニール《聖カタリナの車輪の奇跡》1515年頃、ウィーン美術史美術館

    歴史

    遠景は空の色を映す
  5. John Duncan, Riders of the Sidhe(妖精の騎手),1911

    ファンタジー

    西の方角にある妖精の国
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