2019年 4月

  1. 窓から飛び立つメリュジーヌ

    『メリュジーヌ物語』概要

    以下は、中世期の騎士道物語の1つである『メリュジーヌ物語』の概要です。騎士は湖で美女に出会うの記事で取り上げています。物語の舞台は現在のフランスです。…

  2. 神話

    騎士は湖で美女に出会う

    はじめに西洋の騎士道物語において、主人公は森を冒険すれば必ず、湖(泉)で恋人となる女性に出会います。そこで出会う女性は、決まって美しく、キリスト教から…

  3. 1300年頃のロンドン。Grandiose作成、2012年6月18日版

    歴史

    西洋中世の川と都市の発展

    はじめに人類の文明発展の礎となった四大文明は、川を中心として発展しました。四大文明とは、メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明の四つの…

  4. 秋のモンゴル

    言語

    ノマド(nomad)の語源

    はじめにノマドとは、英語のnomadまたは仏語のnomade(遊牧民)に由来しており、「ノマドワーカー」の略語です。ノマドワーカーとは、オフィスなど、…

  5. サンティアゴ・デ・コンポステラの方向をしめす道しるべ。

    歴史

    西洋における道の文化史

    はじめに道の歴史的な役割で、道が古来どのような機能を持ってきたかを説明しました。道は人・物・情報を運ぶ機能を持ち、道を整備する国は経済的・軍事的に優位…

  6. エストニアの首都タリン

    歴史

    西洋におけるアジール(例)

    はじめに前回の記事、西洋におけるアジール(概要)で、アジールの概要を説明しました。アジールとは、「聖域」を意味する言葉で、その領域では人の統治…

  7. 森

    歴史

    西洋におけるアジール(概要)

    はじめに西洋における森の歴史で、アジールについて触れました。昔は森が神々・精霊・悪霊の世界「異界」ととらえられており、人びとは森へ入る(村の柵を超える…

  8. Walter Crane《眠り姫》

    エッセイ

    喜劇にむなしさを感じる理由

    はじめに喜劇でも悲劇でもない小説にて、喜劇の要素も悲劇の要素も持つ物語は、どちらか一方の要素しか持たない物語より魅力的であると述べました。わた…

  9. Jules Huyot《ダルタニャンと三銃士》After Maurice Leloir、1894年

    エッセイ

    喜劇と悲劇の側面をもつ小説

    はじめに神話学者のジョーゼフ・キャンベルは、あらゆるもの(生物・物質)は滅びゆくため、人は悲劇の物語に惹かれると述べます。つまりバットエンドを迎える物…

  1. インド夜想曲を読了後のらくがき。一言でいうとカオス。

    アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』の紹介
  2. ローテンブルクの町並み。市庁舎の塔の上から

    シュトゥットガルト→ローテンブルク【ドイツ2019-④】
  3. フィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》

    パヴェーゼ『月と篝火』の感想
  4. ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《冥界からエウリディケを連れ出すオルフェウス》1861年、ヒューストン美術館

    歴史

    西洋における森の歴史
  5. Jules Huyot《ダルタニャンと三銃士》After Maurice Leloir、1894年

    エッセイ

    喜劇と悲劇の側面をもつ小説
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