神話

  1. 物語における不老不死をめぐる考察

    はじめに不老不死について初めて深く考えたのは、J.R.R.トールキンの『指輪物語』を読んだときでした。『指輪物語』には、不老不死で美しい容姿をもつこと…

  2. 世界最古の英雄冒険譚!『ギルガメシュ叙事詩』の魅力

    はじめに『ギルガメシュ叙事詩』とは、古代メソポタミアの英雄・ギルガメシュの冒険を詩の形式でうたいあげた、世界最古の叙事詩です。叙事詩(英:ep…

  3. 9人のムーサと古き3柱のムーサ

    あらゆる芸術は物語から生まれる

    はじめに最近、音楽ユニットのYOASOBIが、小説をもとに楽曲制作を行うユニットだということを知りました。彼らの公開しているどの音楽も、世界観のもとと…

  4. 教皇レオ3世による、カールの戴冠

    西洋文化において、王に聖油をそそぐのはなぜか

    はじめに2023年5月3日、イギリスにおいてチャールズ国王の戴冠式が行われました。式典において最もキリスト教色が強かったのが、国王に聖油をそそぐ儀式で…

  5. 死者の書の一部。右端で死者を待ち構えているのがオシリス

    ル=グウィン『ゲド戦記』の魔法法則の起原

    はじめにファンタジーに分類される物語の多くには、超自然的な力(=魔法)がでてきます。その定義はおとぎ話とファンタジーの違いでも紹介しました。超…

  6. "German Bible"より、アントン・コーベルガーによるノアの洪水の木版画、1483年、エジンバラ大学所蔵

    神話と宗教の機能を考える

    はじめに神話と宗教の機能については、以前から考えていたテーマであり、壮大すぎるので考察の余地がたくさんあります。しかし考えはじめて1年は経ったかと思い…

  7. メソポタミア神話のイシュタル。アッカド帝国の封印

    なぜ魔法を使うのは女性なのか

    はじめに魔法から科学への移行で説明した通り、魔法とは科学革命が起こる前に人びとが信じていた超自然的な力のことです。世界の歴史を振り返ると魔法は…

  8. ウロボロス

    大地の象徴としての蛇 

    はじめにキリスト教における蛇といえば、罪と悪の象徴です。神が創造した最初の人間アダムと、その妻イヴは、エデンと呼ばれる楽園で暮らしていました。…

  9. John Duncan, Riders of the Sidhe(妖精の騎手),1911

    西の方角にある妖精の国

    はじめにイギリスにおける魔法の歴史にて、イギリスとアイルランドには、ケルト人やゲルマン人による古くからの信仰文化が残っていることを紹介しました。…

  10. 山の入口に立つ鳥居

    異界への入口

    はじめに西洋における森の歴史で西洋人が昔、森を「異界」だと捉えていたことを説明しました。異界とは、人間が住む世界とは別の世界、神々や精霊や悪霊が住む世…

  1. 蝋燭

    歴史

    西洋における光源としての火の利用
  2. 9人のムーサと古き3柱のムーサ

    歴史

    あらゆる芸術は物語から生まれる
  3. ラベンダーの花束

    『アルジャーノンに花束を』の解釈
  4. レオン・ベリー《オデュッセウスとセイレーン》1867年、サントメール市立美術館、フランス

    歴史

    男を惑わす「美女」セイレーン
  5. ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《冥界からエウリディケを連れ出すオルフェウス》1861年、ヒューストン美術館

    歴史

    西洋における森の歴史
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