言語

  1. ランズベルクのヘラート『喜びの庭』の挿絵より、1180年頃。

    西洋中世期における言葉と文字に宿る霊性

    はじめに魔法から科学への移行にて、科学革命が起こる前と後で人びとの世界に対する認知ベースが変わったことをお話しました。前時代では世界は超自然的な力(≒…

  2. バイユーのタペストリー。1066年のノルマン人(ゲルマン人の一派)によるイングランド征服を描いている。

    過去の言葉のなごり

    はじめにラテン語とはで触れたように、言語は生き物と同じで、生まれた瞬間から常に変化していくものです。たとえば日本人はかつて、自らの両親のことを「父上」…

  3. ヴィクトル・ユーゴ―『レ=ミゼラブル』原作品より、掃除をするコゼット

    小説における翻訳のメリットとデメリット

    はじめに世界には偉大な文学作品がたくさんあります。『ロビンソン・クルーソー』、『レ=ミゼラブル』、『タタール人の砂漠』、『魔の山』……例として挙げた4…

  4. 秋のモンゴル

    ノマド(nomad)の語源

    はじめにノマドとは、英語のnomadまたは仏語のnomade(遊牧民)に由来しており、「ノマドワーカー」の略語です。ノマドワーカーとは、オフィスなど、…

  5. Philipp Foltz《ペリクレスによる葬儀演説》1877年

    語源からたどる西洋と日本の「政治」の違い

    はじめにまことの名を知らなければ魔法を使えないに続き、語源シリーズです。そろそろ、ギリシア語とラテン語の本格的な辞書が欲しくなってきますね。今…

  6. ドラゴンのイラスト

    まことの名を知らなければ魔法を使えない

    はじめに以前、文明と文化の違いで、civilization(文明)の語源をたどることで、文明とは何を意味するのか考察しました。このような考察をできるこ…

  7. エジプトのギザ。

    語源からたどる文明と文化の違い

    はじめに歴史を勉強していると、「マヤ文明」「ヘレニズム文化」などの用語が出てきます。これら文明・文化という2つの単語は、人間社会を表現している点で似て…

  8. ラテン語の写本『ケルズの書』8世紀

    ラテン語とは

    はじめに今回は、ラテン語について紹介します。名前だけはよく耳にしますが、どこの国で話されているのか?と考えてみると、国名が浮かばないかもしれま…

  1. ハーメルンの笛吹き男。鼠退治の報酬を払わない村人たちの子供を、笛を吹いて連れ去る。

    歴史

    西洋中世期のアウトサイダー
  2. 英語の本

    エッセイ

    日本人作家によるファンタジー小説に添えられる英語題名はなに?
  3. 山の入口に立つ鳥居

    歴史

    異界への入口
  4. 手紙と羽ペン

    ファンタジー

    こんな冒険小説を読みたかった!トンケ・ドラフト『王への手紙』レビュー
  5. 神話

    騎士は湖で美女に出会う
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