1. 期待の和製ファンタジー漫画!『竜送りのイサギ』レビュー

    はじめに私は本を買うときは圧倒的な紙派です。電子媒体だと、視覚的に存在感がないため、途中で読まなくなってしまうからです(加えて難しい本の場合、内容も頭…

  2. 物語の力はここにあり。ドナ・バーバ・ヒエグラ『最後の語り部』レビュー

    はじめに大学生のころ、イギリス近代史を専門としている教授が、「人文"科学"は人文学を科学のうちと捉えるために存在する言葉だと思っている。私は歴史学を役…

  3. フィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》

    パヴェーゼ『月と篝火』の感想

    はじめに日本人は世界の他の民族と比較すると、月に対する強い愛着を持っている。月を愛でて、歌に詠む文化は独特なため、日本人の精神世界が月を中心に成り立っ…

  4. 多崎礼『レーエンデ国物語』のレビュー

    はじめに過去の記事で記載した通り、私はファンタジー愛好家だ。そもそも、小説を読む理由自体が、「自分の人生では経験したことがない、あるいは今後経験しない…

  5. アーサー・ラッカム《ジークフリートの死》1911年

    おすすめ!ハヤカワノンフィクション文庫

    はじめに早川文庫には「NF(ノン・フィクション)」というジャンルがある。最近、本棚のハヤカワノンフィクション文庫が増えてきて気づいたことは、このジャン…

  6. 湿地

    失われた荒野を求めて – ル=グウィン『いまファンタジーにできること』

    はじめにこれまでファンタジージャンルの小説について、様々なことを語ってきました。例えば、ファンタジー小説に愛好家が少ないのはなぜ?では、ファンタジー小…

  7. リスボンの町並み

    アントニオ・タブッキ『供述によるとペレイラは……』の考察

    はじめにイタリア出身の小説家であり、ポルトガル文学研究者でもあった、アントニオ・タブッキは私のお気に入りの小説家の一人だ。今まででタブッキに言及してい…

  8. 手紙と羽ペン

    こんな冒険小説を読みたかった!トンケ・ドラフト『王への手紙』レビュー

    はじめにファンタジー、そして冒険好きの皆さん。朗報です!世に貴重なファンタジー文学を探して三千里、これは!!と思う小説に最近出会いました。岩波少年文庫…

  9. ティル・ナ・ノーグ(常若の国)へ向かうオシーンとニアヴ、Albert Herter、1899年

    ロード・ダンセイニ『エルフランドの王女』の考察

    はじめにロード・ダンセイニの『エルフランドの王女』と出会えたのは本当に幸運だった。2021年7月現在、『エルフランドの王女』は絶版になっている…

  10. サン=テグジュペリ、1933年

    サン=テグジュペリ『人間の土地』を読んで考えたこと

    はじめに前回は『星の王子さま』だけではないサン=テグジュペリにて、サン=テグジュペリ作品の魅力を紹介した。今回は、彼の飛行士としての経験を元に書いた小…

  1. エッセイ

    昔、人は「今日」の日付をどのように認知したか (1)
  2. 英語の本

    エッセイ

    日本人作家によるファンタジー小説に添えられる英語題名はなに?
  3. スプリット2日目【クロアチア一人旅④】
  4. 草間彌生の作品

    直島へ【香川県2022/4-②】
  5. 期待の和製ファンタジー漫画!『竜送りのイサギ』レビュー
PAGE TOP