歴史

  1. 世界最古の英雄冒険譚!『ギルガメシュ叙事詩』の魅力

    はじめに『ギルガメシュ叙事詩』とは、古代メソポタミアの英雄・ギルガメシュの冒険を詩の形式でうたいあげた、世界最古の叙事詩です。叙事詩(英:ep…

  2. 9人のムーサと古き3柱のムーサ

    あらゆる芸術は物語から生まれる

    はじめに最近、音楽ユニットのYOASOBIが、小説をもとに楽曲制作を行うユニットだということを知りました。彼らの公開しているどの音楽も、世界観のもとと…

  3. 教皇レオ3世による、カールの戴冠

    西洋文化において、王に聖油をそそぐのはなぜか

    はじめに2023年5月3日、イギリスにおいてチャールズ国王の戴冠式が行われました。式典において最もキリスト教色が強かったのが、国王に聖油をそそぐ儀式で…

  4. 《Sun rising over the city》1532-1535年、Kupferstichkabinett Berlin所蔵。伝説上の錬金術師Salomon Trismosinの作品と考えられているSplendor Solisに収録された絵

    輝きに惹かれる人びと

    はじめに以前、西洋における光の文化史において、西洋の中世期の人びとが輝きを放つものを好んでいたと記載しました。記事を書いた後に思ったのは、輝き…

  5. 西洋の蹄鉄にまつわる小話

    はじめにアクセサリー、特にネックレストのモチーフとして「ホースシュー(蹄鉄)」があるのをご存知でしょうか。蹄鉄は幸運を呼び込むシンボルとして知られ、そ…

  6. "German Bible"より、アントン・コーベルガーによるノアの洪水の木版画、1483年、エジンバラ大学所蔵

    神話と宗教の機能を考える

    はじめに神話と宗教の機能については、以前から考えていたテーマであり、壮大すぎるので考察の余地がたくさんあります。しかし考えはじめて1年は経ったかと思い…

  7. An illumination depicting a scriptorium in action, from a manuscript in the Biblioteca de San Lorenzo de El Escorial, Madrid, Spain, c. 14th century AD

    写本制作所としての修道院

    はじめにローマ・カトリック教会の施設は中世期を通じて大きく2つに分けられます。1つが町に必ず1つある教会堂(聖堂)であり、もう1つが世俗から離れた場所…

  8. ランズベルクのヘラート『喜びの庭』の挿絵より、1180年頃。

    西洋中世期における言葉と文字に宿る霊性

    はじめに魔法から科学への移行にて、科学革命が起こる前と後で人びとの世界に対する認知ベースが変わったことをお話しました。前時代では世界は超自然的な力(≒…

  9. ヴィゴ・ヨハンスン《きよしこの夜》1891年、ヒアシュプロング美術館所蔵

    西洋における光の文化史

    はじめにキリスト教における旧約聖書の冒頭には、光と闇に関する象徴的な記述があります。初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵…

  10. 蝋燭

    西洋における光源としての火の利用

    はじめに文明の象徴としての火で、火は人が人らしく暮らすために欠かせないものであると紹介しました。火の光源としての機能によって、人は夜に活動できるように…

  1. 創作物語

    どんぐりを集める女の子
  2. ドゥブロヴニク2日目【クロアチア一人旅⑥】
  3. 英語の本

    エッセイ

    日本人作家によるファンタジー小説に添えられる英語題名はなに?
  4. 円形神殿。柱はイオニア式

    ミュンヘン【ドイツ2019-⑦】
  5. 創作物語

    ロツバの祈祷
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