歴史

  1. Philipp Foltz《ペリクレスによる葬儀演説》1877年

    語源からたどる西洋と日本の「政治」の違い

    はじめにまことの名を知らなければ魔法を使えないに続き、語源シリーズです。そろそろ、ギリシア語とラテン語の本格的な辞書が欲しくなってきますね。今…

  2. 焚火

    文明の象徴としての火

    はじめに西洋における森の歴史で、人の住む村は文明・人工の世界、対して森は原始・自然の世界だと紹介しました。文明と自然の対立は、火と森という象徴の対立に…

  3. ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《冥界からエウリディケを連れ出すオルフェウス》1861年、ヒューストン美術館

    西洋における森の歴史

    はじめにイギリスにおける魔法の歴史で、ケルト人が木々やそこに宿る精霊、妖精を信じていたとお話しました。これはとても自然な話です。日本人も古くから、あら…

  4. 《アーサーと不思議なマント》トマス・マロリー『アーサー物語』より。

    イギリスにおける魔法の歴史

    はじめにおとぎ話とファンタジーの違いで説明した通り、ファンタジー文学発祥の地はイギリスです。さらにいえば、「小説」という娯楽自体、イギリスで生まれまし…

  5. バザールのランプ

    『マギ』から学ぶ経済学

    はじめにわたしは漫画をそれほど読まないのですが、唯一、本棚にずらりと大切に並んでいる漫画があります。……それは、大高忍先生の『マギ』です。…

  6. パオロ・ウッチェロ《聖ゲオルギウスと竜》1470年頃、ナショナル・ギャラリー、ロンドン

    西洋における竜と東洋における龍の違い

    はじめにファンタジー物語といえば、竜ですね。では、竜と龍の違はなんでしょう?竜とは、英語のDragonを和訳した言葉です。つまりドラゴンです。…

  7. アッピア街道

    道の歴史的な役割

    はじめにある作業のスケジュールの節目を「マイルストン」と呼びます。最近気づいたのですが、この「マイルストン」の元の意味は「マイルごとに置かれたストーン…

  8. 地動説の図

    魔法から科学への移行

    はじめにカズオ・イシグロ『忘れられた巨人』感想で近代化以前の人びとと、現代人の思考の違いについて触れました。両者の違いは、世の中の事象の原因を、超自然…

  9. エジプトのギザ。

    語源からたどる文明と文化の違い

    はじめに歴史を勉強していると、「マヤ文明」「ヘレニズム文化」などの用語が出てきます。これら文明・文化という2つの単語は、人間社会を表現している点で似て…

  10. ラテン語の写本『ケルズの書』8世紀

    ラテン語とは

    はじめに今回は、ラテン語について紹介します。名前だけはよく耳にしますが、どこの国で話されているのか?と考えてみると、国名が浮かばないかもしれま…

  1. ターナー《金枝》1834年、テート・ブリテン所蔵

    歴史

    西洋中世期に存続した異教文化
  2. An illumination depicting a scriptorium in action, from a manuscript in the Biblioteca de San Lorenzo de El Escorial, Madrid, Spain, c. 14th century AD

    歴史

    写本制作所としての修道院
  3. 地球へ向かうルシファー。Gustave Doréによる、ミルトン『失楽園』のための挿絵。1866年。

    『鋼の錬金術師』のテーマ考察
  4. ティル・ナ・ノーグ(常若の国)へ向かうオシーンとニアヴ、Albert Herter、1899年

    ファンタジー

    ロード・ダンセイニ『エルフランドの王女』の考察
  5. サン=テグジュペリ、1933年

    サン=テグジュペリ『人間の土地』を読んで考えたこと
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