物語を考える– category –
物語の構造や読み解き方を整理し、創作に使える視点を探ります。
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物語論
まことの名を知らなければ魔法を使えない
最近、新しい単語の語源を知り、思うところがありました。すなわち、「名前」はその人の本質をよく表す、ということです。今回は、「名前に人や物の本質が宿る」ということについて考察します。 名前は人を表す 先日、プラトン著の『ラケス』を読みました... -
作品考察
『マギ』から学ぶ経済学
はじめに わたしは漫画をそれほど読まないのですが、唯一、本棚にずらりと大切に並んでいる漫画があります。……それは、大高忍先生の『マギ』です。 学生時代所属していた西洋中世史ゼミで、友人に勧められたのが『マギ』でした。友人曰く、実際に存在した... -
物語論
おとぎ話とファンタジーの違い
物語ジャンルとしての「おとぎ話」と「ファンタジー」は、どのように違うのでしょうか。どちらの物語にも魔法使いがでてくるし、暗い森や喋る動物など、似た要素がたくさん出てきます。 それを知るためには、そもそも「ファンタジー」という物語ジャンルが... -
作品考察
ブッツァーティ『タタール人の砂漠』感想
あらすじ 物語は、主人公のドローゴが士官学校を卒業し、将校として最初の任地へと出立する場面から始まります。21歳のドローゴは青春の盛りで、士官学校時代の辛い勉強の日々、軍曹の叱責を思い出しては、もうそれらに悩まされることはないのだ、これから... -
作品考察
カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』感想
はじめに 今回は2017年度、ノーベル文学章を受章したカズオ・イシグロの著作『忘れられた巨人』の感想を書きます。ネタバレはなしです。 カズオ・イシグロとの出会い カズオ・イシグロという作家を知ったのは、大学生のころです。たまたま受けてみた英文学... -
物語論
男を惑わす「美女」セイレーン
はじめに 先日、同僚と訪れたスタバに、美しいセイレーンが描かれたタンブラーが売っていました。調べてみると、ちょうどアニバーサリーの日で、限定グッズが売られていたんですね。 セイレーンという伝説上の魔物はいつでも、美しい女性として描かれます...
