ファンタジー

  1. Abraham Ortelius 《プレスター・ジョンの王国》1573年

    おすすめファンタジー好きが喜ぶ小説

    はじめに前回の記事では、ファンタジー好き界隈で有名であると思われる本を7冊紹介しました。しかし「ファンタジー」ジャンルの枠として売られていなくても、フ…

  2. 青い蝶

    おすすめファンタジー小説

    はじめに前回の記事では、ファンタジー小説に愛好家が少ない理由を考察しました。第2回目の今回は、ファンタジー小説に興味があるという方向けに、ファンタジー…

  3. 遠くへ行きたいなあと思いながら描いた色鉛筆画

    ファンタジー小説に愛好家が少ないのはなぜ?

    はじめに先日、日本神話を基にしたファンタジー小説『空色勾玉』などの著作で知られる、荻原規子のエッセイ『もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア…

  4. ランズベルクのヘラート『喜びの庭』の挿絵より、1180年頃。

    西洋中世期における言葉と文字に宿る霊性

    はじめに魔法から科学への移行にて、科学革命が起こる前と後で人びとの世界に対する認知ベースが変わったことをお話しました。前時代では世界は超自然的な力(≒…

  5. John Duncan, Riders of the Sidhe(妖精の騎手),1911

    西の方角にある妖精の国

    はじめにイギリスにおける魔法の歴史にて、イギリスとアイルランドには、ケルト人やゲルマン人による古くからの信仰文化が残っていることを紹介しました。…

  6. フロドの家

    『指輪物語』でフロドが灰色港から旅立つ理由

    はじめにハリーがニワトコの杖を捨てる理由で、ファンタジー冒険物語の定型プロットは、「行きて帰りし物語」であると説明しました。それは以下の4段階を踏むプ…

  7. 魔法の杖

    『ハリー・ポッター』でハリーがニワトコの杖を捨てる理由

    はじめに西洋における森の歴史で、むかし人は自分の暮らす共同体(村・町)の外を「異界」ととらえていたとお話しました。村を囲う柵を一歩越えれば、そこは神々…

  8. コンラート・ゲスナー(1516 – 65) 『動物誌 第1巻 胎生の四足動物について』より、彩色木版画、1551年、チューリッヒ。

    一角獣(ユニコーン)の性質

    はじめに私がプロフィール画像として使用しているのは「貴婦人と一角獣」と呼ばれる6枚のタペストリー連作の1枚です。フランスのとある城で見つかったこれらの…

  9. ドラゴンのイラスト

    まことの名を知らなければ魔法を使えない

    はじめに以前、文明と文化の違いで、civilization(文明)の語源をたどることで、文明とは何を意味するのか考察しました。このような考察をできるこ…

  10. 《アーサーと不思議なマント》トマス・マロリー『アーサー物語』より。

    イギリスにおける魔法の歴史

    はじめにおとぎ話とファンタジーの違いで説明した通り、ファンタジー文学発祥の地はイギリスです。さらにいえば、「小説」という娯楽自体、イギリスで生まれまし…

  1. ドゥブロヴニク1日目【クロアチア一人旅⑤】
  2. 期待の和製ファンタジー漫画!『竜送りのイサギ』レビュー
  3. 王子さまが薔薇をついたてで風から守っている

    星の王子さまミュージアムを訪れる【2023】
  4. インド夜想曲を読了後のらくがき。一言でいうとカオス。

    アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』の紹介
  5. 創作物語

    チーズの上澄みをくれる友達
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