エッセイ

  1. 青い蝶

    おすすめファンタジー小説

    はじめに前回の記事では、ファンタジー小説に愛好家が少ない理由を考察しました。第2回目の今回は、ファンタジー小説に興味があるという方向けに、ファンタジー…

  2. 遠くへ行きたいなあと思いながら描いた色鉛筆画

    ファンタジー小説に愛好家が少ないのはなぜ?

    はじめに先日、日本神話を基にしたファンタジー小説『空色勾玉』などの著作で知られる、荻原規子のエッセイ『もうひとつの空の飛び方 『枕草子』から『ナルニア…

  3. ヴィクトル・ユーゴ―『レ=ミゼラブル』原作品より、掃除をするコゼット

    小説における翻訳のメリットとデメリット

    はじめに世界には偉大な文学作品がたくさんあります。『ロビンソン・クルーソー』、『レ=ミゼラブル』、『タタール人の砂漠』、『魔の山』……例として挙げた4…

  4. Walter Crane《眠り姫》

    喜劇にむなしさを感じる理由

    はじめに喜劇でも悲劇でもない小説にて、喜劇の要素も悲劇の要素も持つ物語は、どちらか一方の要素しか持たない物語より魅力的であると述べました。わた…

  5. Jules Huyot《ダルタニャンと三銃士》After Maurice Leloir、1894年

    喜劇と悲劇の側面をもつ小説

    はじめに神話学者のジョーゼフ・キャンベルは、あらゆるもの(生物・物質)は滅びゆくため、人は悲劇の物語に惹かれると述べます。つまりバットエンドを迎える物…

  6. アーサー・ラッカム《トールは嵐の雲を呼ぶ》1910年

    作者との内輪話によって読書はより楽しくなる

    はじめに本を日常的に読んでいる方は、こんな経験があるかもしれません。同じ作者が書いた本でも、同じジャンルの本でもないのに、「この内容(表現)、他の本で…

  7. ファンタジーの本

    人が小説を読む理由

    はじめに世の中には読書家と呼ばれる本をこよなく愛す人々がいます。わたしは彼らと肩を並べるほど多くの本を読んでいませんが、それでも本の魅力は多少なりとも…

  8. バザールのランプ

    『マギ』から学ぶ経済学

    はじめにわたしは漫画をそれほど読まないのですが、唯一、本棚にずらりと大切に並んでいる漫画があります。……それは、大高忍先生の『マギ』です。…

  9. Songs of Innocence and of Experience, copy Y, 1825, object 54, The Voice of the Ancient Bard (Metropolitan Museum of Art)

    スマートスピーカーと口頭文化

    最近はやりのスマートスピーカー。わたしの周りにも、グーグルホームを持っている友人が何人かいます。今回の記事では、「耳から得る情報」として、スマートスピーカーと…

  10. 昔、人は「今日」の日付をどのように認知したか (2)

    なぜ、王侯貴族や神職に就く者は日付を意識しなければならなかったのでしょう。王侯貴族王侯貴族の場合、現代の仕事で日付認識が重要なのと同じです。つ…

  1. 丘の上の樹

    カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』感想
  2. 創作物語

    ドラゴン退治
  3. アーサー・ラッカム《ヘンゼルとグレーテル》

    歴史

    西洋中世期の森へ入る職業
  4. 円形神殿。柱はイオニア式

    ミュンヘン【ドイツ2019-⑦】
  5. インド夜想曲を読了後のらくがき。一言でいうとカオス。

    アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』の紹介
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