西洋史を学ぶ– category –
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ビザンツ帝国はなぜ千年以上も存続できたのか – その防衛戦略
中世ヨーロッパの大国・ビザンツ帝国は、約千年の間、国として成立していました。千年という期間は、国としてかなり長命の部類に入るため、「ビザンツ帝国の長命の秘密は何だったのか?」という問いは、今も多くの人を惹きつけてやみません。 国を存続させ... -
ビザンツ帝国とは?中世ヨーロッパの憧れの大国を紹介
一般的に「中世ヨーロッパ」と言うときの「ヨーロッパ」は、西ヨーロッパ地域を指していることが多いです。これは日本における世界史教育が、西ヨーロッパを中心とした歴史観であることが大きく関わっています。 このように聞くと、「世界史であまり触れら... -
【第4回】西洋絵画の特徴と楽しみ方:近代編
西洋絵画の楽しみ方を解説する連載、最終回です(全4回)。本連載では、絵を観ただけで、その絵が描かれた時代をおおまかに判別するヒントを紹介しています。時代背景を知ると、絵の見方のバリエーションが広がり、絵画鑑賞が楽しくなりますよ。 最終回で... -
【第3回】西洋絵画の特徴と楽しみ方:近世編
西洋絵画の楽しみ方を解説する連載、第3回です(全4回)。本連載では、絵を観ただけで、その絵が描かれた時代をおおまかに判別するヒントを紹介しています。時代背景を知ると、絵の見方のバリエーションが広がり、絵画鑑賞が楽しくなりますよ。 今回は、ル... -
【第2回】西洋絵画の特徴と楽しみ方:ルネサンス編
西洋絵画の楽しみ方を解説する連載、第2回です(全4回)。本連載では、絵を観ただけで、その絵が描かれた時代をおおまかに判別するヒントを紹介しています。時代背景を知ると、絵の見方のバリエーションが広がり、絵画鑑賞が楽しくなりますよ。 今回は、中... -
【第1回】西洋絵画の特徴と楽しみ方:中世編
美術館で西洋絵画を鑑賞するとき、「背景知識を学べば、もっと楽しめるかも」と思ったことのある方は多いでしょう。しかし、画家の名前は星の数ほど出てくるし、流派もたくさんあるし、何から勉強してよいか分からないかもしれません。 そこで、画家の名前... -
西洋における花冠・葉冠の歴史
西洋には、五月祭や収穫祭、婚礼などでしばしば、植物の冠をかぶる文化があります。日本においても、花嫁が着飾るアイテムとしての花冠が、一般的になってきました。 そんな花冠や葉冠にはどのような歴史があるのでしょうか。古代ギリシア・ローマから中世... -
中世ヨーロッパで人気の花
西洋の中世期に人びとから愛されていた花を4つ紹介します。 バラ 中世ヨーロッパで人気だった花として、まずバラを紹介します。中世の人びとにとって、バラは花の王者だったため、バラにまつわる様々な文化があります。 花といえばバラ クレオパトラはバラ... -
西洋におけるバラの文化史
西洋史上、最もメジャーだった、花の中の花はバラです。バラは、古代期から現代にいたるまで、西洋文化圏で不動の人気を誇る花で、日本で例えると梅や桜の立ち位置に似ています。 本記事では、西洋の中世期を中心とした、バラ文化を紹介します。 西洋バラ... -
西洋における赤の歴史 – なぜ不動の人気色なのか
西洋中世期に主流だった色のなかで、赤は最も人気な色でした。中世期の後半に青の評価が上がったときも、赤の評価はいぜんとして高いままで、赤は青と並んで、王侯貴族に好まれる色でありつづけました。赤と青が好まれたなごりは現代でも、国旗やネクタイ...