投稿記事一覧
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【第3回】西洋絵画の特徴と楽しみ方:近世編
西洋絵画の楽しみ方を解説する連載、第3回です(全4回)。本連載では、絵を観ただけで、その絵が描かれた時代をおおまかに判別するヒントを紹介しています。時代背景を知ると、絵の見方のバリエーションが広がり、絵画鑑賞が楽しくなりますよ。 今回は、ル... -
【第2回】西洋絵画の特徴と楽しみ方:ルネサンス編
西洋絵画の楽しみ方を解説する連載、第2回です(全4回)。本連載では、絵を観ただけで、その絵が描かれた時代をおおまかに判別するヒントを紹介しています。時代背景を知ると、絵の見方のバリエーションが広がり、絵画鑑賞が楽しくなりますよ。 今回は、中... -
【第1回】西洋絵画の特徴と楽しみ方:中世編
美術館で西洋絵画を鑑賞するとき、「背景知識を学べば、もっと楽しめるかも」と思ったことのある方は多いでしょう。しかし、画家の名前は星の数ほど出てくるし、流派もたくさんあるし、何から勉強してよいか分からないかもしれません。 そこで、画家の名前... -
西洋における花冠・葉冠の歴史
西洋には、五月祭や収穫祭、婚礼などでしばしば、植物の冠をかぶる文化があります。日本においても、花嫁が着飾るアイテムとしての花冠が、一般的になってきました。 そんな花冠や葉冠にはどのような歴史があるのでしょうか。古代ギリシア・ローマから中世... -
中世ヨーロッパで人気の花
西洋の中世期に人びとから愛されていた花を4つ紹介します。 バラ 中世ヨーロッパで人気だった花として、まずバラを紹介します。中世の人びとにとって、バラは花の王者だったため、バラにまつわる様々な文化があります。 花といえばバラ クレオパトラはバラ... -
西洋におけるバラの文化史
西洋史上、最もメジャーだった、花の中の花はバラです。バラは、古代期から現代にいたるまで、西洋文化圏で不動の人気を誇る花で、日本で例えると梅や桜の立ち位置に似ています。 本記事では、西洋の中世期を中心とした、バラ文化を紹介します。 西洋バラ... -
西洋における赤の歴史 – なぜ不動の人気色なのか
西洋中世期に主流だった色のなかで、赤は最も人気な色でした。中世期の後半に青の評価が上がったときも、赤の評価はいぜんとして高いままで、赤は青と並んで、王侯貴族に好まれる色でありつづけました。赤と青が好まれたなごりは現代でも、国旗やネクタイ... -
ブログの運営方針「中世ヨーロッパの道」200記事記念
本ブログ「中世ヨーロッパの道」は、今回で200記事目になります。そこで今回は、現時点でどんなことを考えてブログを運営しているのかを紹介します。 ブログの存在意義を考える 「ブログを書いてみたい」とぼんやり思いはじめたのは、大学生の頃でした。 ... -
文学フリマ広島7出店の振り返り
昨年(2024年)から文学フリマの出店をはじめて、これまで東京、香川開催に1回ずつ出店してきました。今回ははじめて、広島開催に出店しました(2025/2/9)。その振り返りを記載します。 ※文学フリマとは……自らが制作した文学作品の展示即売会のことです。... -
西洋中世期における都市の家屋 – 素材と構造
中世都市の家屋について、素材と構造の面から解説します。中世風ファンタジーを創作する人に役立つ、よくある疑問も必見です。 中世都市の家屋の概要 最盛期のローマ帝国の版図。ローマ帝国の衰退後に、中世都市が成立しはじめる。 中世都市の多くは、ロー...